おひさまパワー

小さな太陽光発電パネルとポータブル電源のある暮らしのもろもろを綴っていきます

おひさまパワーでパン作り

わりとたっぷりポータブル電源に充電できていたので、ポータブル電源の電気でホームベーカリーを動かしてみた。

ホームベーカリーを動かすといっても、パン生地コースを使うだけなので、最悪、途中で落ちたら、手ごねに切り替える覚悟でスタート。

 

我が家のホームベーカリーはかなりの年代物。ナショナルの2008年製、品番がSD-BM151。定格が550Wとなっているが、電動機消費電力は50Hzなら115W、60Hzなら120Wとある。混ぜたり捏ねたりするときにも多少は加熱をするかもしれないが、生地を作る段階では、ホームベーカリーの消費電力は、おおむねモーター駆動に必要な電力で決まるのかな、と想像。そうなのであれば、定格出力500Wのポータブル電源Jackery ポータブル電源700であれば対応可能なはず。

 

数年前にパン教室に通ってパン作りを習って以来、ホームベーカリーではパン生地だけを作ることの方が多い。機能としてはそのまま焼くことももちろんできるのだけれど、生地だけ作ってあとは自分で成形してオーブンで焼いた方が、幅も広がるし味も美味しい気がする。もちろん、成形や焼成で大失敗したら食べられなくなってしまうが。

 

ホームベーカリーで生地を作っている間、ポータブル電源の冷却ファンが動いて出力電力が間欠的に大きくなることが割と頻繁にあったが、無事に、途中で出力が途切れることなく、パン生地を作りきってくれた。素晴らしい。

 

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山形食パン。久しぶりに作ったが、丸め成形だけなので、なんとかなった。

配合はシンプル。パン・ド・ミっぽい、との評も。

 

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プレーンベーグル。家でベーグルを作ったのは初めて。

成形がうまくいかず、茹でた際にほとんどはほどけてしまった。ごまかしたけど。

横にスライスして、スモークサーモンやレタスなどを挟んでベーグルサンドにした。

 

食パンとベーグル用の生地をそれぞれ作ってみたが、配合によらず、概ねポータブル電源の充電容量の10%程度でパン生地ができる。要するに、お天気は良いけれども日射時間が悲しいほどに短い、冬場の我が家のベランダで1日の間に受けることのできる程度のお日さまの力があれば、食パン1.5斤分くらいの生地を捏ねることができる。

パンによって生地の配合は異なるのだが、ホームベーカリーにしてみれば、水分が少なめの生地の方が負荷が高いイメージ。食パン生地より、ベーグル生地の方が、ガタガタいったりして、なんだか大変そうだった。

 いずれにしろ、パン生地については、お日さまの力で作れることが分かった。これまで以上に、晴れの日が楽しみになる。

 

ちなみに、こうして色々書いているブログよりも、焼き上がったパンの写真を貼り付けただけでほとんど何のコメントも添えていないInstagramの方が、はるかにたくさんの人の目に触れやすいらしい。たくさんの「いいね」をもらえて、それはそれでモチベーションの向上につながる。Instagramでは、パン生地を作る際の動力には一切言及していないけれども。