バッテリー使用可能or充電所要時間表示は必要か?
我が家のポータブル電源には、電池残量および入出力電力が表示される機能が付いている。私としては、これらの情報と、仕様である700Whという数値があれば、それで充分。しかし、世の中には、バッテリー使用可能時間を表示してくれるポータブル電源もあるらしい。
たとえばHypowellのポータブル電源では、比較的正確なバッテリー使用可能時間を表示してくれるようであり、レビューでも好意的に評価されている様子。
ひるがえって自分の使用方法を考えてみると、やっぱり、私の場合は、バッテリー使用可能時間の表示は、なくてもよさそうな気がする。
というのも、そもそもが自宅内での使用がメインのため、常時一定の電力を消費する電気機器をつないでいることが少ない。ノートPCをつないで使うとよく分かるのだが、ノートPCの消費電力は一定ではなく、時間に対してかなり大きく変動する。ポータブル電源の出力電力表示を見ていても分かるし、大きな電力を出力するとポータブル電源の冷却ファンが動き始めるので、音でも、その時点での出力の大小がつかめる。
また、スマホやらポータブルスピーカーやら、場合によってはポータブル充電池やら、先日ブログに書いたUSB入力充電器やら、なにかしら、電気機器自体がバッテリーを備えている電気機器への電力供給の機会が多い。したがって、ある時点でのポータブル電源からの出力電力がその後ずっとそのまま一定の値で保たれる、というケースは、我が家の場合、ほとんどない。
こういった使い方の場合には、バッテリー使用可能時間の表示は、別になくても構わないと思う。
一方で、充電所要時間については、たとえばACからやシガーソケットから充電する人のためには、表示してあげた方がずいぶんと親切な気がする。私のように、太陽光発電パネルから充電する人にとっては、「今のお日さまの当たり方が今後何時間も続くわけあらへんがな」となるので、こちらも不要な機能ということになるが。